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「契約締結命令」
すでにベテランとなった杉岡と新人・森田は、ビッグ・タレント(何でもこなす芸能人兼芸術家)の高原とパイオニアサービスとの専属契約を結ばせようとしていた。杉岡に対抗意識を持つ森田は独断で高原に近づいてチャンスをうかがうが、失敗する。だが、高原が破いた契約書には杉岡の配慮により薬がしみこませてあったのだ。気を失っている内にセクソイドロボットの虜となった高原は意のままに操れるはずだった。(……この手の設定も好きだなあ。女にひどい目にあったことがあるのだろうか)
やがて、森田も経験を積んだ頃、再び杉岡に会う。彼の話によると高原はロボットにのめり込み、ノイローゼが高じて廃人同様になり死んだという。ビッグ・タレントなど消耗品であり、自分たちのようなインサイダーこそが社会に役立つのだ、たいしたことはない、と森田に説く杉岡。そして……森田も、そのとおりだと思うのであった。(おいおいっ!)
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