 | 花の惑星
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現在は高等生物が存在せず、住民の気質もおだやかな惑星タユネイン。気候も温暖で、植物の種類が多く、観光名所でもある。その雰囲気のためか、ここに配属された司政官はみな現役を退いてしまうという。
■すでに任期7年目となったカゼタもそんな気分になっていた。ところが司政官を査定する「巡察官」が来訪し、実習に候補生がやってくるという。そして植民者の間では先住民の幽霊騒ぎが……
■いつも暗めの終わり方になってしまうこのシリーズの中でほのぼのとした話。美しい風景描写がみどころ。
登場する花
セイタカミソラスカシ(半透明の花びら)
ハナシバソウ(薄紅色の花。強い香り)
ツユイタダキ(白い小さい花。金属っぽい香り)
どれも名前が詩的。
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 | クロスポイント
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■後の長編のキーになるデータが登場しているため、シリーズのポイントになる話。 司政官制度開始から50年が経過し、巡察官が初めて登場する。候補生が実習に行く予定の惑星として「ラクザーン
」登場。当時新しい植民星で第3段階O型。逆に「消滅の光輪」でマセはこの惑星の幽霊騒ぎを聞いたことがあるという。
サミエルは「炎と花びら」で言及される「キリエニン」に赴任したこともあり、カゼタはクロベに指導されている。候補生ジャクソンは「引き潮のとき」の巡察官ジャクスンの親戚か?
■また、多彩な植物が存在する惑星であることから輸出産業にもなっている。「引き潮のとき」に登場する高価な花「ポタユト」の原産地。シリーズの中で住みたい惑星NO.1(他が住みたくなさすぎる……)カゼタは引退したらここに住むんじゃないかな。ライネと一緒に。
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