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[あ行] 五つの時計 / 鮎川哲也
2004-09-08
……また「宝石傑作選」からです。すいません。今見直したらあと2編入ってました(^_^;)。思い入れのあるアンソロジーなのでご勘弁下さい。いただいた時期がミステリを読み始めた頃で、刷り込まれてしまったようです。丸ごと復刊されないかな。持っていない巻もあるのだ。
本格の中でもアリバイものが特徴的な作者ですが、これもかなりややこしいトリックが使われています。メモ作っちゃった。
横領で疑われていた役人が殺された。最有力容疑者はあやふやなアリバイしかない。しかし、完全な第三者によるアリバイを主張するもうひとりは……
鬼貫警部が登場。アリバイ崩しは作中人物といっしょに事実を追いかける楽しみが味わえます。
証拠について「新しい刑法のもとでは」と言っているのがこの時代の推理小説らしい。アリバイの一つになるクラシック音楽のラジオとかね。こういう雰囲気が好きで、鮎川をぽつりぽつりと読んでいます。
【収録書】
- 青いエチュード(河出書房新社:河出文庫) 1987
- 五つの時計(立風書房:鮎川哲也短編推理小説選集1) 1979
- 五つの時計/北村薫編(東京創元社:創元推理文庫)1999
- 時間の檻(光文社:光文社文庫)1987
- 「宝石」傑作選集1:本格推理編:死者は語らず/中島河太郎(角川書店:角川文庫)1978
【初出】「宝石」昭和32年8月号
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