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[た行] 鷹と鳶 / 天藤真

2004-09-24

第2回宝石賞短編賞受賞作。またかい、と思われたでしょうがこれで「宝石傑作選集」からは最後です。たぶん。4巻が一番好きかも。


あらすじ「だれも初めから相手を殺すつもりで、共同経営者を選ぶものはない。」

戦後の混乱の中、商事会社を設立し協力して経営してきた小沢と中山。どちらかが社長の座につくと決まったとき、二人の心に去来した計画とは……


ユーモア、という冠をつけて評されることが多い作者ですが、ブラックな話でも文章全体からにじみでるおかしみがあります。途中に出てくる「鮎川哲也の小説」には笑った。


長編だから対象外ですが(ついでに濁音半濁音不可しばりでもある)「大誘拐」は楽しかった~。なんといっても身代金100億円をテレビ中継、だもんね。インフレの今でもすごい。


【収録書】

  • 絶命詞(双葉社)1979
  • 完全なる離婚(角川書店:角川文庫)1984
  • 親友記(東京創元社:創元推理文庫) 2000
  • 現代の推理小説2:本格派の系譜(立風書房)1970
  • 「宝石」傑作選集4:異色推理編:死神は見た/中島河太郎編(角川書店:角川文庫)1979

【初出】「宝石」1963年4月号

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