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[02食] 茉莉花茶を飲む間に/林真理子
2005-05-11
いろんな意味で美人になってしまった林真理子のわりと初期作品。喫茶店を舞台にした連作短編です。
南青山の紅茶専門店「青(ブルー)」。訪れる女性たちは女店主の和子に仕事やプライベートの悩みをうち明けていくのだが……。
南青山……行ったことないです(^_^;)。東京の地名なんて私にとっては外国(もはやファンタジー)と同じで、お洒落な店も想像するだけなんですが。
6編すべて出てくる職業はカタカナばかりで、今となっては逆に時代を感じるなー。ハウスマヌカン、とか。テレビ局のタイムキーパーという職業をこの小説で初めて知りました。話を進めるのは女の子のひとり語りなんだけど、ちらちらっとシビアな和子の視線が混じるのがアクセント。
ミステリアスな落ち着きのある和子と若くて迷いもある客たち。決して甘くない結末が逆説的な応援になっている。最後は和子の前身へのひとひねりもあって、連作トータルでも楽しめます。
【収録書】
- 茉莉花茶を飲む間に
- (小学館)1987
- (角川書店:角川文庫)1990
【初出】不明(後で調べます)
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