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[02食] 地球はプレイン・ヨーグルト/梶尾真治
2005-05-19
時間純愛もので知られるカジシンの初期作品。
合成料理が普及している時代。天然食材を使う店「創作料理のあばれぐい」料理人の麓は異星人とのコンタクトの準備にかり出されることになったのだが……
「味覚」で会話する異星人とのファーストコンタクト。出てくる料理は意外と普通でおいしそうでした。地球を意味する言葉はヨーグルト味だそうで。そして会見が進むと……究極の「味」について考えてしまいます。おいしいのかそれは。
後半のどたばたっぷりと妙に乾いたラストの対比が不思議な未来のヒトコマ。この料理人は「奇跡の乗客たち」(「SFバカ本だるま篇」収録)に出ている外科手術をする料理人(!)と同一人物なのかが気になってます。
梶尾作品には、宇宙ステーションの蕎麦屋を舞台にした「ゑゐり庵綺譚」もあります。宇宙で蕎麦も粋なもんだ。
【収録書】
- 地球はプレイン・ヨーグルト(早川書房:ハヤカワ文庫)1979
- フランケンシュタインの方程式:梶尾真治短篇傑作選ドタバタ篇(早川書房:ハヤカワ文庫)2003
- 破局のおすすめ:新「宇宙塵」SF傑作選1/柴野拓美編(河出書房新社:河出文庫)1987
【初出】「SFマガジン」1978年7月号(第10回星雲賞日本短編部門受賞作)
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